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2024年9月
人口減少

人口推移から30年後に日本人は８千万人に成るとかで、減少の危機を煽る意見があります。
そもそも人口減少の原因は何か、生まれる人より死亡する人が多いから、当たり前の事で
なぜ生まれる人が増えないのか？　独身者、妻帯者とも自由な今の暮らしを維持したい、子供が増えたら経済面、養育リスクを感じる、自身が楽しみたい、などが主要因では？
すなわち戦後驚異的な経済発展をし、国民生活が豊かになり、自身に重きを置く価値観の変化ではないでしょうか。発展途上では皆が同目的をもって頑張り人口増になりましたが
成熟期、安定期に入ると個人主義的な感覚が増え人口は減少傾向になります、まさしく今の我が国です。現状でいくら子育て支援策を作っても増加は難しいでしょう。
ではどうすればと言うと、人口は８千万を維持するビジョンです。
私の単純試算をすると、昨年の出生数は80万人でこの数を維持出来るとすれば30年後は2,400万人プラス30年前迄の出生者数（約5,600万人）になり、80年後には6,400万人プラスα程度に成る試算です。
人口減少は経済縮小でも有りますが、８千万でも経済大国を目指し　研究開発、効率化、新しいイノベーションの創造であります。目先のGDPランキングを気にするより30年後を見据えた国民総生産（ＧＤＰ）一人当たりの目標設定です。
今の地球人口は81億人、200ヶ国以上ある中で１億人以上の国は僅か15ヶ国約50億人で地球人口の62％です。先行きも途上国は増え、先進国は現状維持として30年後は地球人口100億人に、一説に寄ると今の地球の定員は80億人（エネルギー面からの試算）だとかで食料エネルギーを増やさないと生存できない事に、小手先の人口増加策の議論よりも将来日本の在り方をしっかり考えたいものです。

参考（１億人以上の国）
（インド、中国、アメリカ、インドネシア、パキスタン、ナイジェリア、ブラジル、バングラデシュ、ロシア、エチオピア、メキシコ。日本、フィリピン、エジプト、コンゴ）殆どが発展途上国です、

日本の人口推移（万人）
1600年（江戸時代）1,227　　1868年（明治維新）3,330　　1945年（終戦）7,199
2000年　12,693万人

サイバライン株式会社
河野吉修